日本マイクロソフトは7月1日、6月末に改修を終えた本社オフィス(東京都品川区)を公開した。新オフィスには精神的・身体的な「幸福」「健康」を指す「ウェルビーイング」の考えをオフィスデザインに反映。瞑想スペースなどを新設した。オフィス改修で社員の業務生産性の向上を目指す。
2016年にコアタイムを廃止するとともに、国内であれば場所を問わず働けるテレワーク制度を本格導入した同社。さらなる生産性向上のため、18年にオフィスの改修に着手した。目玉は瞑想ルームや「仮眠ルーム」からなる「デジタルデトックスルーム」だ。照明を暗めに設定した空間で、社員が頭や心の休息を取れるようにした。
トレーニング器具を設置した「アクティビティルーム」でも、心身のリフレッシュが可能な他、ゴルフのパターマットやテーブルサッカーなどの小道具もあり、社員同士の交流を促進できるようにもしている。
同社広報によると、コロナ禍でオフィス出社が許可制となり、全社員が原則テレワークになったことで、自宅で短時間の昼寝をしたり、隙間時間を活用してスポーツジムに通ったりする社員もいるという。こうしたことから「在宅勤務時の生活リズムが定着している社員もいる。出社しても、自宅と同じような働き方をできるような環境を整備した」(広報)としている。
「仕事をバリバリとこなすだけでなく、社員が快適に働ける、満足感あるオフィスとしたい」(同社広報)
改修後のオフィス内部の様子は、同社公式Webサイトや公式YouTubeチャンネルで公開している。
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