クルマはどう進化する? 新車から読み解く業界動向

日産と三菱、軽EV「SAKURA」「ekクロスEV」発表 価格は180万円台から

» 2022年05月20日 12時17分 公開
[斎藤健二ITmedia]

 日産自動車と三菱自動車は5月20日、軽自動車規格のEVとなる新型車、「SAKURA」(日産)、「ekクロスEV」(三菱)を発表した。価格は補助金込みで180万円台から。

 日産と三菱が2011年に共同で設立したNMKVとともに、3社で共同開発した。バッテリー容量は20kWh。日産のEVリーフのバッテリー容量40/62kWhと比較して容量を減らし、コストを抑えた。

「SAKURA」「ekクロスEV」が走る様子

 日産の内田誠CEOは「日本におけるゲームチェンジャーになる」と意気込みを語った。三菱の加藤隆雄CEOは「日常使いに十分な航続距離を確保しており、普通の軽自動車と変わらない負担で利用できる」と、従来の軽自動車の代替となることを強調した。

→詳細記事:日産SAKURAは軽自動車のゲームチェンジャーになり得るか?

工場のラインから走り出す「SAKURA」「ekクロスEV」

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.