小田急電鉄は、6月25日と7月2日に「ロマンスカー・VSEで一夜を明かすナイトツアー」を開催すると発表した。特急ロマンスカーで終電後の特別行路や、夜間留置の車内体験などを提供する。これまでの参加者アンケートにおいて多数の要望があった夜間ツアーを実現し、終電後のロマンスカーで開催する初企画となる。
ロマンスカー・VSEは3月に通常運行を終え、2023年の秋にラストランを予定している。同社広報担当者は、「ラストランまでロマンスカー・VSEを使って今回のような特別企画を実施し、お客さまの記憶に残る体験を提供していきたい」と話す。
同ツアーは、各日午後3時頃にVSEで新宿駅を出発し、終電後の特別行路を走行する。小田原駅に停車する車中で一泊し、翌朝午前7時頃に新宿駅へ到着。道中の箱根湯本駅ではフリータイムを設けたほか、貸切の箱根登山電車「モハ1形・2形」に乗り換え、期間限定のライトアップを提供する。
参加資格は18歳以上で、募集人数は各日130人。代金は、一般が3万5800円、OPクレジットカード会員は3万4800円で、1人に2座席提供する。申し込みは先着順で、5月20日午後0時30分から小田急トラベルWebサイトにて開始する。
また、参加者には、VSEロゴ入りオリジナルブランケットのほか、VSE缶バッジや記念乗車証(D型硬券形と葉書形の2種類)などのツアーオリジナル記念品をプレゼントするとしている。
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