赤坂駅周辺を“エンタメシティ”に TBSらが約230メートルの複合ビル建設駅と街を一体的に(1/2 ページ)

» 2021年11月22日 12時15分 公開
[ほしのあずさITmedia]

 三菱地所とTBSホールディングスは、共同で推進している東京・赤坂2・6丁目地区の開発計画について、「国家戦略都市計画建築物等整備事業」として認定を受け、11月15日に都市計画が告示されたと発表した。同事業では、約1万4200平方メートルの敷地に、延床面積約21万平方メートルの複合ビルの建設を目指す。東京メトロ赤坂駅と連携し、駅・まちを一体的につなぎ、開放性とにぎわいを備えた空間を整備するとしている。

赤坂 完成イメージ(左:東街区 右:西街区)

 赤坂駅を中心に都市基盤の強化を図るため、地上41階、地下4階の高さ約230メートルの東街区、地上19階、地下3階の高さ約110メートルの西街区のビルを建設する。

 街の回遊性を高めるために、地下2階から地上にかけて、にぎわい・交流の場となる広場を整備。東京メトロ赤坂駅から連続した空間で地上まで移動できるようにする。また、各街区の駅出入口(5番・6番)ではバリアフリー動線などを整備し、駅・まちを往来する利用者の回遊性・利便性の向上を図る。

赤坂 赤坂サカス方面より計画地側を見る

 来街者のアクセス性や周辺エリアとの回遊性の充実に向け、空港リムジンバスや観光周遊バスを受け入れる乗降場を整備する。インフォメーション機能を設け、交通や街のイベントなどの情報発信も展開する計画だ。

赤坂
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