企業の利益を支える会計業務、効率化や正確性向上を実現するには
会計システムは、企業会計に必要な正確性を確保しながら、業務の効率化や意思決定の迅速化をサポートする。手作業による記録保持と比べて、作業時間とコストを大幅に削減できる。例えば、請求書の発行、経費の処理、財務報告などがスムーズに行えるようになる。また、会計情報の入力ミスが減少し、データの一貫性と正確性が保たれるため、財務報告の信頼性も向上する。
このページでは、会計業務の効率化をサポートする最新のソリューションを紹介する。各製品の機能や導入のしやすさ、コストなどを、選定の参考にしてほしい。
会計データハブにも使える会計自動仕訳エンジン
TIS株式会社
会計自動仕訳エンジンはERPと周辺システムをつなぎ、会計データを連携することが可能。単なるETLではなく、仕訳処理や税処理等、会計処理を自動化し、明細データを蓄積することができるため、真のコンポーザブルERP化が実現できる。また、会計業務の自動化、コンポーザブルERP化に伴う環境変化への柔軟性、経営管理の高度化に寄与する。
プロジェクト原価管理型ERP「EASTシリーズ」
株式会社キューキエンジニアリング
中堅・中小企業向けの国産ERP。カスタマイズ性に優れ、パッケージのメリットを享受しつつ個社独特の業務へきめ細かに対応できる。全機能一括導入ではなく段階導入も可能。クラウドインフラサービスを導入することで、AIやIoT、BIなどのクラウドサービスと連携した高付加価値システムの構築も実現可能だ。
FutureStage 商社・卸向け販売管理/財務会計・管理会計システム
株式会社日立ソリューションズ
パッケージとスクラッチ開発のメリットを併せ持つ、卸売業・商社向け『販売管理・財務・管理会計の統合ソリューション』。
事業モデルに応じ、テンプレートを提供可能。
ERPパッケージでは自社業務に向かない点があるが、スクラッチ開発は現実的ではないと考える卸売業、商社に適している。
総合経費管理システム「Traveler'sWAN SaaS」
株式会社日立システムズ
経費精算業務を自動化・効率化する総合経費管理システム。手入力の大幅削減、電子化によるペーパーレス化や働き方推進、経費の透明化とガバナンス強化を支援する。900社125万ユーザーの導入実績を持つパッケージをベースにしており、さまざまな業種・業態・規模で活用できる。インボイス制度にも対応。
