#SHIFT

働く上で「ストレスだなあ」と感じること 圧倒的な差をつけて1位となったのは?調査で判明

» 2021年10月18日 13時50分 公開
[ほしのあずさITmedia]

 キャリアアップ支援やメディア運営を行うメルセンヌ(東京都豊島区)は、在職中の男女832人を対象に「働く上でストレスとなる要因」に関する調査をした。その結果、ストレスと感じることランキング1位は「職場の人間関係」(35.9%)であることが分かった。

ストレス 仕事でストレスに感じることは?(画像はイメージ)

 次いで「ノルマや求められる成果」(14.5%)、「労働時間が長い。残業が多い」(14.4%)と続いた。リモートワークなど、直接人と関わる機会が少なくなった職場においても、苦手な人や嫌いな人に対してストレスを抱える傾向に変化がないことが分かった。

ストレス ストレスと感じることランキング(メルセンヌ調べ)

 また、給与に不満を抱くよりも、ノルマや労働時間の長さに対してストレスを抱いていることが判明した。自宅での作業が増えた分、上司が仕事の配分を最適化できていない可能性がある。

 男女別で見ると、男性の1位は「職場の人間関係」(29.3%)、2位は「ノルマや求められる成果」(16.7%)、3位は「労働時間が長い。残業が多い」(16.2%)だった。

 女性の1位は「職場の人間関係」が43.3%と大きく占め、次いで「労働時間が長い。残業が多い」(12.4%)、「ノルマや求められる成果」(12.2%)と続いた。

ストレスストレス 男女別(メルセンヌ調べ)

 男女共通して人間関係へのストレスが大きく、特に女性は職場での人間関係を大切に考えていることが分かった。男性は体力面で無理を強いられる場面があるからか、人間関係以外の「ノルマや求められる成果」「労働時間の長さ」でもストレスを感じる人が多かった。

 本調査は2021年9〜10月にかけて実施。在職中の男女832人(男性437人/女性395人)を対象に行った。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.