フリーランス情報メディアを運営するつなぐマーケティング(神奈川県鎌倉市)は、企業で正社員として働いている人を対象に「副業に関するアンケート調査」を実施した。副業していることを会社に伝えているか聞いたところ、8割以上の人が会社には伝えていないことが分かった。
現在就業している会社で副業は認められているか聞いた。「認められている」と答えた人は41.6%、「認められていない」は30.1%だった。
副業で生じた本業へのデメリットを尋ねた。最も多かったのは「特になし」(219人)、次いで「副業が忙しくて本業に支障をきたしてしまった」(88人)、「過重労働で体調を崩してしまった」(64人)だった。本業に支障をきたしてしまったり、体調を崩してしまう人が一定数いることが分かった。
副業をしている人に会社への帰属意識は変化したか聞いたところ、「変わらない」と答えた人は76.3%、「低くなった」は17.1%、「高くなった」は6.6%であった。会社への帰属意識が低くなった人の平均副業月収は約4万円、高くなった人の平均は約2万4000円だった。副業で多少稼げると、帰属意識は低くなる傾向にあるようだ。
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