三井不動産は10月15日、大阪府門真市で進む大規模複合街づくり型開発事業のうち、商業施設街区の建設に着工したと発表した。2023年春の開業を予定する。
パナソニックの工場跡地を活用して進められている同事業では、商業施設の他に、コストコホールセールジャパンが展開する会員制倉庫型店舗「コストコホールセール」や東和薬品の事業所が進出する。
また住宅街区では、三井不動産レジデンシャルが11階建て・155戸を予定する大規模分譲マンションの開発を進め、23年度の竣工・入居開始を目指している。
計画地は国道163号と大阪中央環状線に接する他、近畿自動車道の門真ICが近くに位置し、中広域からのアクセスに優れている。また京阪本線、大阪モノレール線「門真市駅」から徒歩圏であることに加え、大阪モノレール線の延伸事業に伴うモノレール新駅の設置が計画されており、さらなるアクセスの向上も見込まれるとしている。
商業施設は、延床面積約19万6800平方メートル、店舗面積約6万6300平方メートルの4階建ての計画。店舗数は約250店、駐車場台数は約4300台を予定している。ブランドやファッションといったさまざまなエンターテインメントを集積させ、幅広い世代が集い楽しめる商業施設を目指すとした。
地域コミュニティー機能として、エントランス広場やセンターコートなど、建物内外にもイベントスペースの整備を進める。また、屋外広場の設置や非接触ボタンを搭載したエレベーターなど非接触型のシステムを導入し、新しい生活様式に対応した施設計画を積極的に進める。
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