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Twitter、「Tips」(旧「Tip Jar」)での投げ銭でビットコインに対応 まずはiOSで

» 2021年09月24日 10時02分 公開
[ITmedia]

 米Twitterは9月23日(現地時間)、5月に「Tip Jar」としてテストを開始した投げ銭機能を「Tips」と改称し、正式版にしたと発表した。まずはiOSアプリでのみ利用可能。ビットコインでの投げ銭にも対応する。

 Tipsは、応援したいアカウントに直接送金できる“投げ銭”(チップ)機能。チップを受けたいユーザーはプロフィールにTipsアイコンを追加できる。そのユーザーを支援したいフォロワーなどのユーザーは、このアイコンをタップすることで現金あるいは暗号資産のビットコインで投げ銭できる。

 投げ銭は、以下のサードパーティーの決済サービスプラットフォームを介して行う。Tipsアイコンを設定する側が、プラットフォームを選ぶ。

 現金での投げ銭が可能なプラットフォーム:

  • Bandcamp
  • Cash App
  • Chipper
  • Patreon
  • Razorpay
  • Wealthsimple Cash
  • Venmo
  • GoFundMe
  • PicPay

 ビットコインでの投げ銭向けプラットフォーム:

  • Strike

 Strikeは現在、米国とエルサルバドルでのみ利用可能だ。

 Tipsアイコンを設置するには、iOSアプリで[プロフィールを編集]→[Tips]をOnにしてポリシーに同意する。Tipsの設定画面が表示されるので、「チップを許可」をオンにすると使える決済サービス一覧が表示されるので、この中からサービスを選び、ユーザー名を追加する。

 tips 1 Tipsアイコンの設定

 投げ銭するには、相手のプロフィールに表示されているTipsアイコンをタップする。相手が指定したサードパーティの決済サービスのアプリまたはWebサイトが開くので、ここで送金手続きをする。つまり、投げ銭するには相手が指定した決済サービスを使うことになり、そのサービスの利用規約に従って個人情報が収集される。

 tip 2 投げ銭の方法

 日本ではまだできないが、Strikeからビットコインを送金する場合、通貨の表示はSatoshiかBTCに切り替えることができる。Tipsでは、相手のビットコインアドレスをコピーして、自分のウオレットにペーストできる。

 チップの金額に上限はない(サードパーティによってはそのサービスの上限がある)。Twitterは手数料を取らない(サードパーティが手数料を取る場合はある)。

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