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「iPhone 13」でも「mini」サイズ継続 カメラ強化 8万6800円から

» 2021年09月15日 02時44分 公開
[山川晶之ITmedia]

 Appleは9月14日(米国時間)、5G対応の新型スマートフォン「iPhone 13」シリーズの最小モデル「iPhone 13 mini」を発表した。miniモデルは前作の「iPhone 12」シリーズで初登場したが13でも継続した。価格は8万6800円から。

「iPhone 13」と「iPhone 13 mini」

 ディスプレイは、5.4インチのSuper Retina XDRディスプレイ。従来モデルより28%明るくなった。SoCは、6コアの「A15 Bionic」を採用。生体認証は引き続き「Face ID」、インターフェイスは「Lightning」を採用。バッテリーは従来モデルより1.5時間長持ちするという。

 カメラは、1200万画素のデュアルカメラ仕様。広角カメラは1つのピクセルが大きくなり、従来より47%多く光を取り込める他、「iPhone 12 Pro Max」に搭載したセンサーシフト式手ブレ補正を採用。超広角カメラも新センサーに刷新された。

広角カメラはピクセルピッチが大型化。47%多くの光を取り込む
「iPhone 12 Pro Max」で搭載されたセンサーシフト式手ブレ補正を搭載
超広角カメラも新型センサーに切り替わった

 Dolby Visionをサポートした4K60pのHDR動画撮影に引き続き対応。新たに、映画のようなピント送りを実現する「シネマティックモード」も搭載。被写体を捕捉し続ける他、被写体が顔を背けるとその先にフォーカスを移動する。被写体の周囲にボケ味を追加し、被写界深度の浅い映像を撮影可能。ピントの位置とボケの量は撮影後に変えることも可能だ。

「シネマティックモード」でピント位置とボケの量をあとから変更可能

 ストレージは64GBを廃止し、128GB(8万6800円)、256GB(9万8800円)、512GB(12万2800円)を用意する。iPhone 13と同じくピンク、ブルー、ミッドナイト、スターライト、(PRODUCT)REDの5色で展開する。

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