ドライブレコーダー選びで重視すること 「画質」や「性能」を抑え1位となったのは?全国カーライフ実態調査(1/2 ページ)

» 2021年09月20日 08時45分 公開

 ソニー損害保険(以下、ソニー損保)が、自家用車を所有し、月に1回以上車を運転する18〜59歳の男女1000人を対象に「全国カーライフ実態調査」を実施した。ドライブレコーダーを選ぶ際に重視している点を聞いたところ、最も多かったのが「価格」で、車に搭載しているドライブレコーダーの価格は平均で2万3088円だったことが分かった。

自動車 ドライブレコーダー選びで重視する点は?

 車社会で過ごすなかで、最近恐怖を感じることを聞いたところ、「飲酒運転による事故」が66.1%で最多、次いで「あおり運転による事故」(62.4%)、「ブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故」(58.2%)、「高齢者・高齢運転者との事故」(52.4%)と続いた。

自動車 車社会で過ごすなかで恐怖を感じること(ソニー損保調べ)

 2020年の調査結果と比較すると、「飲酒運転による事故」は昨年の4位から順位を上げた。飲酒運転による死傷事故のニュースを見聞きし、危険性を再認識した人が多いようだ。一方、「あおり運転による事故」は同1位から順位を下げたが、割合は56.0%から62.4%と上昇していた。

 あおり運転の対策として効果があると思うものを尋ねた。その結果、「ドライブレコーダーを設置する」(73.9%)との回答が最も多かった。悪質・危険な運転行為の抑止に効果的だと考えているドライバーは多いようだ。次いで、「車間距離を広く取る」(53.7%)、「無理な割り込みをしない」(45.1%)、「余裕のある車線変更を行う」(39.7%)、「頻繁に追い越しをしない」(33.8%)と続いた。

自動車 あおり運転の対策として効果があると思うもの(ソニー損保調べ)

 安全運転を支援する機能や装置の搭載率をみると、「ドライブレコーダー」は43.0%、「自動ブレーキ」は31.4%となった。昨年と比較するとドライブレコーダーの搭載率は11.1ポイントの大幅上昇(20年31.9%)、自動ブレーキの搭載率は5.3ポイント上昇(同26.1%)した。

自動車 安全運転を支援する機能や装置を車に付けているか(ソニー損保調べ)

 その他機能の搭載率は、「車線逸脱防止支援システム」(32.1%)、「定速走行・車間距離制御装置/ACC」(22.1%)、「死角検知機能」(16.8%)、歩行者と衝突時に作動する「歩行者用エアバッグ」(9.0%)と続いた。

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