モバイルリサーチ事業を手掛けるネットエイジア(東京都中央区)は、10月のたばこ税増税を踏まえ、「たばこ税に関する調査」を実施した。調査から、喫煙者の87.4%が増税に反対しており、36.0%が「喫煙習慣を変えない」と回答したことが分かった。
たばこ税増税に関して、20代では69.0%が「反対」とした一方、60代は98.0%となっており、年齢が上がるにつれて反対票が多くなる傾向が見られた。喫煙者の中では、増税反対派が大多数を占める結果となった。
賛否の理由について、賛成派は「自身がたばこをやめるきっかけになる・喫煙者減少につながる」が最多で38.1%。次いで「仕方がない」(28.6%)、「社会の役に立つ」(4.8%)と続いた。
反対派は、「金銭的負担が増える・値段が高い」(51.3%)が突出して高い結果に。2位は「頻繁に上がりすぎ」(20.8%)、3位は「不公平感がある」(13.0%)となった。
非喫煙者に同様の質問をしたところ、88.8%が増税に賛成し、反対は11.2%。40代(92.0%)、50代(94.0%)では増税賛成者が9割を超える結果となった。賛否の理由についての最多意見は、賛成派で「喫煙者減少につながる」(32.7%)、反対派で「税金を上げすぎ」(28.6%)となった。
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