インターネットサービスへのアクセスを簡素化する「ソーシャルログイン」の動きが今、消費者から企業へと拡大し始めている。その中核要素となり得るのが、個人IDを職場で使う「BYOI」だ。どのようなものなのか。
ほとんどのオフィスワーカーは、「BYOD」(Bring Your Own Device:私物デバイスの業務利用)の言葉を知っているだろう。環境保護の意識が高まる中、近年は「ボトル」の頭文字を取った「BYOB」(Bring Your Own Bottle:飲み物持ち込み)も市民権を得つつある。では「BYOI」はどうだろうか。「Bring Your Own Identity」(個人IDの転用・仕事利用)を指し、最近、企業で採用が進んでいる。
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