「BYOI」とは? 端末だけじゃなくIDも「私物を職場で活用」の波BYODの次は「BYOI」【前編】

インターネットサービスへのアクセスを簡素化する「ソーシャルログイン」の動きが今、消費者から企業へと拡大し始めている。その中核要素となり得るのが、個人IDを職場で使う「BYOI」だ。どのようなものなのか。

2021年09月02日 05時00分 公開
[Diana KelleyTechTarget]

 ほとんどのオフィスワーカーは、「BYOD」(Bring Your Own Device:私物デバイスの業務利用)の言葉を知っているだろう。環境保護の意識が高まる中、近年は「ボトル」の頭文字を取った「BYOB」(Bring Your Own Bottle:飲み物持ち込み)も市民権を得つつある。では「BYOI」はどうだろうか。「Bring Your Own Identity」(個人IDの転用・仕事利用)を指し、最近、企業で採用が進んでいる。

「プライベートから職場へ」の動きは“あの面倒なこと”が後押し

会員登録(無料)が必要です

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

新着ホワイトペーパー

製品資料 ゾーホージャパン株式会社

テレワーク環境の脆弱性を狙う攻撃が相次ぐ、すぐできる対策は?

技術の進歩はサイバー攻撃手法の多様化・巧妙化にもつながり、被害はより広範に及び、深刻化している。自社とビジネスを守るための基本概念から、ネットワークやエンドポイントを保護するための具体的な対策について解説する。

製品資料 東京エレクトロン デバイス株式会社

EDRの課題を解消、より高度なエンドポイント保護を実現する方法とは?

昨今、組織のネットワーク外に分散したエンドポイントが、攻撃者にとって格好の標的になっている。このような中でエンドポイント保護の新たな形として期待を寄せられているのがEDRだ。しかし、運用が難しいなどの課題も多い。

市場調査・トレンド アマゾン ウェブ サービス ジャパン 合同会社

AWS環境のセキュリティ強化策、“継続的改善”をより簡単に仕組み化する方法

Amazon Web Services(AWS)のセキュリティ対策にどう取り組めばよいのか分からないという人は多い。そこで本資料では、AWSのサービスを活用してセキュリティを強化し、“継続的改善”を仕組み化するための具体的な方法を紹介する。

事例 ServiceNow Japan合同会社

脆弱性対応のリードタイムと工数を大幅削減、事例に学ぶセキュリティ基盤刷新術

積極的にDXを推進している積水化成品では、運用と監視を担う専門人材の不足が課題だった。少人数でDXを推進するため、同社は新たなセキュリティ基盤の構築に着手する。その取り組みを詳しく解説する。

製品資料 クラウドストライク合同会社

従来型SIEMはもう限界? 攻撃者に対応するための「あるべきSOC」の構築方法

昨今のサイバー攻撃はステルス性が増している上、よりスピーディーになっている。そのため従来型のSIEMが機能せず、多くのセキュリティチームが悪戦苦闘している。そこで、AIと次世代SIEMを中心とした、SOCのあるべき姿を紹介する。

アイティメディアからのお知らせ

From Informa TechTarget

なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか

なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

ITmedia マーケティング新着記事

news017.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

news027.png

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

news023.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...