コロプラのスマートフォンゲーム「白猫プロジェクト」が特許権を侵害しているとして、任天堂が配信差し止めと損害賠償などを求めていた訴訟で、両社は8月4日、和解が成立したと発表した。
コロプラが任天堂に対し、特許に関する今後のライセンスを含め、和解金33億円を支払う。両社は「訴訟にかかわるその他の和解条件については、秘密保持義務により公表できません」としている。
2017年12月、任天堂はコロプラに対し、白猫プロジェクトの配信差し止めと損害賠償44億円の支払いを求め、東京地裁に提訴。任天堂は「タッチパネル上でジョイスティックを操作する際の技術」など、5件の特許を侵害していると主張した。
その後、任天堂は21年2月、請求額を49億5000万円に増額。4月には96億9900万円に引き上げていた。
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