コロナ禍での就活を経て社会人としてのスタートを切った今年の新入社員。入社早々フルリモートで業務にあたる人も多く、働き方や会社に対する考え方は大きく変化しているようだ。人材大手のマイナビが行った調査によると、フルリモート勤務者は、会社への帰属意識が47.1%と低くなった一方、早期離職意向は全体の2分の1となったことが分かった。
調査は、転職サービス「マイナビ転職」が6月25〜28日にインターネット上で実施。2021年卒の新入社員800人を対象とした。
「今の会社であと何年ぐらい働くと思うか」と尋ねたところ、「3年以内に退職予定」と回答したのは28.3%(前年比0.3ポイント増)、「10年以内に退職予定」は51.0%(同0.7ポイント増)で、いずれも前年と比べほぼ同じ結果となった。また、「定年までいたい」は同1.3ポイント減の16.6%だった。
男女別では「3年以内に退職予定」と回答した男性は22.5%、女性は34.0%だった。また、10年以内に離職を考えている理由は、男性1位が「転職でキャリアアップしていきたいから」(37.6%)、女性1位は「ライフステージに合わせて働き方を変えたいから(結婚・出産など)」(41.8%)だった。
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