コロナがまん延してから旅行に行った人は31.5%――そんな結果が市場リサーチを手掛ける日本マーケティングリサーチ機構(東京都新宿区)の調査で分かった。「旅行に行ってない」は54.8%、「どちらでもない」は13.7%だった。
「コロナのワクチンを接種できれば安心して旅行に行けると思うか」尋ねると、「行けると思わない」(37.6%)が最も多く、「どちらでもない」(32.6%)、「行けると思う」(29.8%)と続いた。
コロナのワクチンを接種できた場合、「夏休みに旅行に行きたいと思う」は36.4%で、「旅行に行きたいと思わない」(31.9%)とほぼ同じ割合だった。「どちらでもない」は31.7%だった。
「昨年の同時期に比べて旅行に行きたい気持ちは高まっているか」と質問すると、「高まっている」(40.2%)が、「高まってない」(28.8%)を上回った。日本マーケティングリサーチ機構は「昨年に引き続き夏休みを有意義に過ごすことが難しい現状から、旅行に行きたいという思いが高まりつつあるようだ」と分析する。
今回の調査は7月14〜29日にインターネット上で実施。527人から回答を得た。
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