阪神電鉄、商業施設「甲子園プラス」をオープン 甲子園球場に直結3月3日に

» 2022年01月26日 10時27分 公開
[ITmedia]

 阪神電気鉄道は、阪神甲子園球場南側の西宮市所有地に建設中の商業施設「甲子園プラス」を3月3日に開業すると発表した。阪神甲子園球場の外野エリアから一部移転・拡張する「甲子園歴史館」も同日にリニューアルオープンする。施設運営を通して甲子園エリアの活性化に取り組んでいく。

阪神電気鉄道は「甲子園プラス」を3月3日に開業する(画像:以下、リリースより)

 同施設には、「甲子園歴史館」のほか、シミュレーション野球の体験施設、野球用品専門店、子ども向け施設、飲食店など全11店舗が出店する。

 施設の1階には、オムライス専門店やスンドゥブ専門店など4店舗の飲食店が路面型で出店するほか、コンビニと関西初出店となる大型野球用品専門店が入居する予定。

1階に入居する店舗
1階に入居する店舗

 阪神甲子園球場と歩行者デッキで接続される2階は、一部移転・拡張リニューアルした甲子園歴史館に、実際に身体を動かして野球を体験できるコーナーが加わる。また、ベーカリー&カフェ店内にも野球関連の書棚を配置し、一体感のある空間を目指した。

2階に入居する店舗

 3階は、キッズスポーツ施設「パルクールプレイハウス」やロボットプログラミング教室「プログラボ」など、スポーツ・学び・子育てがテーマのフロア構成にした。

3階に入居する店舗

 「甲子園プラス」のコンセプトは「野球・スポーツ振興の場」と「地域の憩い・子育て・学びの交流拠点」。同社は甲子園プラスを中心に西宮市全体を盛り上げていくとしている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.