松屋、10年前の人気メニュー「豚めし」を復活販売 狙いは?

» 2022年01月25日 10時47分 公開

 松屋フーズ(東京都武蔵野市)は、「松屋」で10年前に人気メニューだった「豚めし」をリニューアルし、復活販売することを発表した。2月1日午前10時から販売開始する。かつての人気メニューを復活販売することによって売り上げの拡大を狙う。

「松屋」は10年前に人気メニューだった「豚めし」をリニューアル販売する(出所:リリース、以下同)

 「豚めし」は、「松屋」で10年前に人気メニューだったものの12年1月に終売となった。今回、客からの要望に応え、10年ぶりに復活する。前回販売したときと異なり豚肩ロースの赤身肉を使用。玉ねぎの甘みと豚肉の食感でさっぱりとした味わいになった。

 同時に、「おろしポン酢豚めし」、青ネギと半熟玉子に辛い特製タレをかけた「ネギたっぷり旨辛ネギたま豚めし」、「豚皿」(単品)も販売する。

「豚めし」「おろしポン酢豚めし」
「ネギたっぷり旨辛ネギたま豚めし」「豚皿」(単品)

 値段は「豚めし」(並)が350円、「おろしポン酢豚めし」(並)は450円、「ネギたっぷり旨辛ネギたま豚めし」(並)は460円、「豚皿」(単品、並)は270円と、全てのラインアップを並盛500円以下で提供するという。

 松屋は新型コロナウイルス感染拡大に伴う時短営業や酒類提供の休止などで店舗の売り上げが大きく落ち込み、21年3月期の連結決算で、純損益が過去最大となる23億円の赤字に転落した。人気メニューの復活によって、落ち込んでいた売り上げをどこまで取り戻せるか。

「豚めし」は(並)350円

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