2ボウルの洗面台に土間収納付き　“大人の二人世帯向け”リノベマンション、大和ハウスグループが発売：“近すぎない”がちょうどいい（1/2 ページ）

[ほしのあずさ，ITmedia]

　大和ハウスグループのコスモスイニシア（東京都港区）と、不動産会社のIRIS（東京都新宿区）は、「大人の二人世帯」へ向けて企画したリノベーションマンション「センチュリー中野南台」（東京都中野区）の販売を2021年12月より開始した。子どものいない共働き夫婦（DINKs）世帯やLGBTs世帯といった幅広い人々に評価される商品を目指した。

　センチュリー中野南台では、「二人の時間」に着目し、パートナーと程よい距離を保ちながら豊かな時間を過ごせる空間を目指している。DINKs世帯のに実施した住まいに対するアンケート結果に、IRISが持つLGBTsの意見を取り入れながら企画した。

　間取りは「お互いを尊重し合えるプライバシー性も重視したい」という声が多くあったことから、洋室2部屋をそれぞれ独立した空間とした。寝室を分けて使用したり、1室を寝室、もう1室をワークスペースとして使用したりと自由に使えるようにした。

　洗面室は、2人が同時に使用しやすいように2ボウルの洗面台を用意。2種類設置した鏡のうちの1つはIoT仕様で、スピーカー機能や調光機能も備えている。また、体調管理に便利な埋め込みヘルスメーターも採用した。

　キッチンは、白を基調とした大理石調の天板やデザイン性の高い水栓を使用し、一つのインテリアとしてデザインした。2人での調理もスムーズにできるようL字型で設計しており、ホームパーティなどの際にはキッチンを囲みやすい形状とした。