フィールド・クラウドソーシング事業を展開するmitoriz(東京都港区)が、「新型コロナウイルス(オミクロン株)感染拡大に対する意識調査」を実施した。第6波に備えいつもより多く購入したを尋ねたところ、最も多かった商品は「インスタント食品」だった。
感染拡大による「第6波」への兆しが顕著になり、新型コロナへの警戒感が再び高まる中、「ここ最近の消費活動や意識に何らかの変化があったか」尋ねた。その結果、39.4%が「変化があった」と回答した。
いずれの年代も「感染予防を改めて意識するようになった」が7割を超え、次いで「できるだけ外出自粛している」(47.4%)、「外食するのを延期・やめた」(35.4%)、「旅行やレジャーを延期・やめた」(25.2%)など、今までの感染拡大時と同様に「人との接触機会を軽減する」が上位回答となった。特に「50代以上」では平均値よりも高い傾向があった。
2020年4月の緊急事態宣言下では品切れや買い占めなどが発生したが、「マスクや消毒液などの感染予防対策商品をストック・購入」(24.2%)、「日持ちする商品をストック・購入」(21.2%)、「トイレットペーパーや紙製品などをストック・購入」(11.4%)といった購買行動は全体でそれぞれ3割に満たなかった。
回答した人からは「休日など大型ショッピングセンターへの外出を控えている」(20代女性)、「少し前までは週に2〜3回買い出しに出ていたが、今は週1回で済むようにまとめ買いにしている」(30代女性)、「一時期感染が収まったので旅行を計画していたがキャンセルした」(40代女性)といった声があがった。
また、感染再拡大により予定を変更した人や就業中の人からは、「発熱での出社基準がまた厳しくなった」(40代男性)、「会社の昼休みがまた少人数制になり、全体会議が中止になった」(50代女性)など、職場における感染症対策の強化の声もあがった。
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