横浜ロイヤルパークホテル、全320室の「レギュラーフロア」をリニューアル：完成は2024年を予定

[コネムラメグミ，ITmedia]

　ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ（東京都千代田区）は、横浜ロイヤルパークホテル（横浜市西区）の「レギュラーフロア」を改装し、順次リニューアルオープンするとを発表した。2018〜19年に実施した「スカイリゾートフロア」の改装に続くもので、今回で客室のある全フロアの改装が完了する。客室をリニューアルし、滞在価値の向上を目指す。

　今回、レギュラーフロアの全8フロア320室の客室および廊下、エレベーターホールを3年かけて改装する。レギュラーフロアは全体的にブルーを基調とし、横浜の特徴である「港町」らしさを演出。客室内には、神奈川県花である「山ゆり」のベッドスローやアートを設置する。

　そのほか、テレワークなど現代のニーズに合わせた設備として、客室内のテレビにミラーリング機能やVODサービス（定額制動画配信サービス）を設けた。

　改装に伴う家具の入れ替えについては、1993年開業当初から使用していた家具を修理して再活用する方針。不要となった布団から羽毛を回収、精製して再利用する「グリーンダウンプロジェクト」に提供するなど、廃棄を減らす取り組みも行う。そのほか、プラスチックの使用量削減を目的とした「エコアメニティ」の導入なども進めていくとしている。

　改装は2022年の1〜3月に57〜59階の客室120室、23年に55〜56階の客室80室、24年に52〜54階の客室120室を予定している。販売開始は22年3月10日から、予約開始は22年2月10日からとなっている。