「これは強い」「外国語で発言し放題!」――12月24日ごろから、AI翻訳ツール「DeepL」の公式Chrome拡張が話題になっている。一度導入すれば、ブラウザ版のGmail、Twitter、SlackなどさまざまなWebアプリで、英語や中国語などを読み書きできる。
公式Chrome拡張のページを見ると、更新日は11月20日となっている。現在のところはβ版で、無料で利用可能。
選択範囲を翻訳する「読む」は、あらかじめ翻訳先の言語を指定しておけば、選択したWebブラウザ上のテキストを1クリックで変換して読める機能。5000文字程度までなら一度に翻訳できる。
入力したテキストを翻訳する「書く」は、Webサイトの入力欄に記入した文章を、あらかじめ指定した言語に1クリックで変換できる機能。GmailやTwitter、Slackなどの記入欄にDeepLのアイコンが表示され、DeepLのアプリなどにコピーアンドペーストしなくてもその場で翻訳できる。
例えば、DeepLと英文校正AI「Grammarly」のChrome拡張を導入しておけば、日本語を入力しDeepLで翻訳、Grammarlyで修正して送信するといった手順で、英語が苦手でも会話に参加できるようになる。
今後はWebページ全体を一括で翻訳する機能や、より高機能なDeepL Proへのログイン機能も備える予定という。
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