リテール大革命

近鉄不動産、難波と東生駒に初の無人店舗 VRで内覧もテレワークスペースも用意

» 2021年12月07日 16時35分 公開
[ほしのあずさITmedia]

 近鉄不動産は12月10日、近鉄難波ビル(大阪市)と近鉄東生駒駅(奈良県生駒市)に、無人の住まいの情報ステーション「SMART SPOT」を開設する。非対面・非接触で新築分譲マンションや不動産仲介情報を提供する店舗として、多拠点での展開を目指す。

近鉄不動産 近鉄不動産が無人店舗開設(出所:プレスリリース)

 同社では、近鉄沿線で「住まいと暮らしのぷらっとHOME」を27店舗展開しているが、無人店舗を出店することは初の試みとなる。SMART SPOTでは、新築分譲マンションや不動産仲介情報、リフォーム情報、新築戸建・土地情報などに関して、専門スタッフがオンラインで相談を受け付ける。

 デジタルサイネージで同社事業の情報を提供する他、備え付けのタブレットで、不動産情報の検索や、AI不動産査定、VRモデルルームの内覧などを可能とした。

近鉄不動産近鉄不動産 物件検索やテレビ電話で相談も可能(出所:プレスリリース)

 東生駒の店舗では、プライバシーの確保を考慮しプライベートボックスを設置。テレワークスペースとして無料で提供する。

近鉄不動産 (出所:プレスリリース)

 住まいの情報ステーション「SMART SPOT」は、近鉄なんば線「大阪難波」駅直上、「近鉄難波ビル1階」と、近鉄奈良線「東生駒」駅直下、「近鉄東生駒駅1階」の2店舗で開設する。営業時間は、どちらも午前10時〜午後6時。オンライン相談は午後1時〜6時。

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