「チルい」「マリトッツォ」「投げ銭」 三省堂、「今年の新語2021」を発表どんな意味なのか

» 2021年12月01日 16時43分 公開
[ITmedia]

 三省堂は11月30日、「三省堂 辞書を編む人が選ぶ『今年の新語2021』」を発表した。

 新語の選定にあたって、一般公募をしたところ応募総数は延べ1525通となった。これらの投稿などをもとに、選考委員が審査。「今年の新語2021」ベスト10を選定した。

今年の新語2021(出所:リリース、以下同)

 大賞に選ばれたのは「リラックスした様子だ」「落ち着いて気分がよい」といった意味で使われる「チルい」だった。もともとは音楽分野の「チルアウト(chill-out)」から来ている。10年代後半から「最高にチルい時間」「チルい雰囲気」など音楽以外での用法が徐々に広まってきたという。

大賞となった「チルい」

 2位には、結果のよしあしが偶然に左右されることを意味する「○○ガチャ」がランクイン。「親ガチャ」「友だちガチャ」「人生ガチャ」といった使われ方をする。

2位の「○○ガチャ」

 3位は、イタリアでは昔からある菓子パン「マリトッツォ」だった。日経トレンディの「2021年ヒット商品ランキング」では、今年一番流行した食品としている。

3位の「マリトッツォ」

 4位は「投げ銭」、5位は「人流」、6位は「ウェビナー」と続いた。

4位は「投げ銭」
5位は「人流」
6位は「ウェビナー」

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