JTB、プロが編集の極意を教える「るるぶ流・編集塾」を開発 有料オプションも用意

» 2021年12月01日 21時56分 公開
[季原ゆうITmedia]

 JTBは、JTBパブリッシングと共同でプロのガイドブック編集者から編集の極意を学ぶプログラム「るるぶ流・編集塾」を開発した。12月1日より全国の小学校、中学校、高等学校などからの予約を受け付け、2022年3月1日よりプログラムの提供を開始する。雑誌制作で培ったスキルを提供することで売り上げの拡大を狙う。

「るるぶ流・編集塾」ワークショップで使用するスライド一例(出所:リリース)

 同プログラムは、JTBパブリッシングで旅行情報誌「るるぶ情報板」などの編集担当社員が講師役となり、児童や生徒にガイドブックを制作するための企画、取材、原稿作成やレイアウトなどのポイントを指導する。講師が小学校、中学校、高等学校などを訪れる講師派遣型ワークショッププログラムだ。

 1コマ(50分)から申し込み可能とし、オンラインでの実施にも対応した。また、インタビューや編集に役立つシートをデータで提供する。

 有料オプションとして冊子制作プランも用意した。このプランに申し込むと、子どもたちが制作した誌面をJTBパブリッシングの編集担当者が『るるぶ』のロゴつきガイドブックに編集して学校に届けるという。ガイドブックは、学校紹介や地域プロモーション、卒業記念品などに幅広く活用できるようにした。

 各学校における「総合的な学習(探究)の時間」の年間計画に同プログラムを効果的に組み込むことにより、地域探究活動の目標実現や子どもたちの資質、能力向上に効果が期待できるという。

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