国内企業のCIOなどを対象にした調査によると、2020年度の国内企業のIT予算は前年から大きな変化は見られなかったものの、コロナ禍でIT投資の優先度が高まったことが分かった。拡大したIT投資の支出先はどこか。
この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。
IDC Japan(以下、IDC)は2021年7月13日、国内企業のCIO(最高情報責任者)などを対象にしたIT投資動向に関する調査結果を発表した。
この調査レポートは、IDCが国内企業のCIOや情報システム部門長、またはそれに準じる立場の管理者を対象に2021年4月に実施した年次調査「2021年 国内CIO調査」のITサービス/アウトソーシングの利用実態についての結果を分析し、まとめたもの。今回の調査では、1500人から有効回答を得ている。
調査によると、2020年度の国内企業のIT支出実績は、全体では「変わらない」とする企業が前年度比で6割を超え、前年度から大きな変化は見られなかった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.