あずきバーの井村屋が「和菓子」の直営店、三重県のリゾート商業施設「VISON」に開業7月20日開業

» 2021年07月19日 18時30分 公開
[熊谷ショウコITmedia]

 「あずきバー」などを販売する井村屋(三重県津市)は、7月20日に和菓子店「菓子舗井村屋」を三重県多気町の多機能リゾート商業施設「VISON(ヴィソン)」内に開業する。同日発売の日本酒「福和蔵(ふくわぐら)」を使用した酒饅頭や、地元食材を使った季節の和菓子などを販売する。

「菓子舗井村屋」店舗外観イメージ(出所:プレスリリース)
店舗内観イメージ(出所:プレスリリース)

 1896(明治29)年の創業以来、約125年に渡りこだわりの和菓子を提供してきた井村屋。直営店の出店場所に選んだのは、2021年4月29日より段階的にオープンし、7月20日にグランドオープンを迎えるVISON。約119ヘクタールの広大な敷地に、ホテルや産直市場、和食の食材メーカーによる体験型店舗、オーガニック農園など、約70店舗が出店する大型複合商業施設だ。

 和菓子店「菓子舗井村屋」は、テイクアウトも可能な全20席の店舗。19年8月に参入を発表し、福井酒造場より引き継いた酒事業の新商品「福和蔵」を練り込んだ酒饅頭「酒々(ささ)まんじゅう 芳醸菓(ほうじょうか)」(2個入、330円)のほか、羊羹(ようかん)、どら焼き、季節に合わせたお菓子、アイスクリームなどを販売する。

「酒々まんじゅう 芳醸菓」(出所:プレスリリース)
「どら焼き 多気の笠(かさ出所:プレスリリース)

 井村屋は7月20日、VISON内に酒蔵を併設した直売店舗「福和蔵」も開業予定。福和蔵は同社が手掛ける初の日本酒の銘柄として、創業以来福寿円満なお酒を作り続けてきた福井酒造場の「福」と、井村屋の創業者井村和蔵の「和蔵」から名付けた。

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