Mastercardのプライスレスな顧客体験を生むAI技術金融×AIの最前線【後編】

Mastercardが不正利用防止のために活用しているAI技術は、企業に対する顧客の愛着や信頼の向上に寄与する可能性がある。同社幹部へのインタビュー後編。

2021年06月09日 05時00分 公開
[Mark LabbeTechTarget]

関連キーワード

機械学習 | トレンド解説


 Mastercardは2017年にAI(人工知能)技術ベンダーのBrighterionを買収して以来、この領域に積極的に投資している。金融機関におけるAI技術は不正利用防止が主な用途だが、自社に対する顧客の愛着や信頼、リテンション(顧客維持)率の向上にも応用できる。

 前回「Mastercardが『AI』で不正検出 同社幹部が語るその中身とは?」に引き続き、Brighterionの最高幹部でありMastercardのシニアバイスプレジデントも務めるスディール・ジャー氏に話を聞いた。

―― 金融機関がAI技術を使用して、自社に対する顧客の愛着や信頼を向上させる仕組みを教えてください。

ITmedia マーケティング新着記事

news070.jpg

中国発AIソーシャル工作のゾッとする実態をMicrosoftがレポート
Microsoftが中国を拠点とする影響力工作の増加についてのレポートを発表した。これは米国...

news042.jpg

顧客の応募可能性をレシートで分析 読売新聞が新たな販促キャンペーンサービスを提供
システムインテグレーターのビーマップと同社子会社のMMSマーケティングは、読売新聞東京...

news108.jpg

TOPPANとデータX、中堅企業向けデジタルマーケティング支援で協業
TOPPANとデータXは、中堅企業を対象としたデジタルマーケティング支援領域のデータ基盤構...