東武百貨店は6月24日、希望退職者を200人募集すると発表した。2022年度以降の黒字化に向けて、「EC事業の拡大」や「外商の強化」などで利益率の向上を目指す。
希望退職対象者は、8月31日時点で満40~64歳になる社員と再雇用契約社員。募集期間は6月17日~7月15日で、退職日は8月31日となっている。退職者には、通常の退職金に割増退職金を加算して支給するほか、要望に応じて再就職支援を実施する。
東京商工リサーチが20年9月に発表した「全国主要百貨店」業績調査によると、全国百貨店70社の売上高(19年4月から20年3月期)は5兆6186億円で前期比1824億円減となっている。
同社は、22年度以降の営業収支黒字化に向けて、全館的なフロアMD(マーチャンダイジング)の見直しを図るなど事業構造改革に乗り出していく方針を示した。
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