SBI証券、外国株取引口座数300万突破 米株新規200銘柄追加も

» 2021年06月21日 16時07分 公開
[斎藤健二ITmedia]

 SBI証券は6月21日、外国株の取引口座数が300万を突破したと発表した。同社の総合口座数は600万を超えており、約半数が外国株口座も保有していることになる。6月22日には、米国株の取扱銘柄を新たに200銘柄追加し、合計で4200銘柄超とする。同社の調べによると主要ネット証券で最多。

 300万口座突破を記念して、新規口座開設者を対象としたキャンペーンも行う。7月1日以降、新規口座開設者は口座開設月の翌月末までの最大2カ月間、米国株式と米国ETFの売買手数料を無料とする。

 また既存の口座保有者向けに、手数料をキャッシュバックするキャンペーンも実施する。7月9日から30日にかけて、「米国株式・ETF定期買付サービス」を使い定期買付を行うと、手数料を最大1.1ドルとなるようキャッシュバックする。

 昨今、個人投資家の間で米国株取引が人気となっており、各社は対応に力を入れている。SBI証券では、スマートフォンで取引できるアプリの提供や、定期買付サービスの提供、また安価なリアルタイム株価情報の提供などを始めている。

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