中国Tencent傘下のTencent Cloudは6月3日、東京、香港、バンコク、フランクフルトの4都市にデータセンターを新設したと発表した。
香港では3番目のアベイラビリティゾーン(AZ)、東京などその他の3都市は2番目のAZ追加となる。
AZは、「リージョン」を構成するデータセンターの機能単位。例えば東京リージョンといった場合、東京近郊に建てられた複数のアベイラビリティーゾーンをまとめたものを指す。AZ同士は物理的に離れるため、1つのAZで災害などの大規模な障害が発生しても、他のAZでサービスの提供を続けられる。今回の新設により、同社は世界27地域、66のアベイラビリティゾーンをカバーすることになるという。
同社は2021年度内にインドネシアやバーレーンでデータセンターを開設する予定。インドネシアでは2カ所目、バーレーンでは初の設置となる。
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