中国Lenovoは1月10日(米東部時間)、法人向けARスマートグラス「ThinkReality A3」を発表した。2019年発表の先代「A6」よりも大幅に軽量化され、ヘッドセットから“メガネ”に近づいた。2021年半ばに発売の予定。価格はまだ公表されていない。
ThinkReality A3は、USB Type-CケーブルでPCあるいはMotorola製スマートフォンに接続して使う。PC接続用は「PC Edition」、スマートフォン接続用は「Industrial Edition」になる。いずれも「サングラスのように顔にフィットし、産業用フレームオプションで強化もできる」。
PCに接続すると、最大5つの仮想1080pディスプレイを表示できる。
米Qualcommの「Snapdragon XR1」を搭載し、1080pの動画配信用の800万画素のRGBカメラ、位置トラッキング用のデュアル魚眼カメラを備える。PC Editionの仮想ディスプレイは、IntelおよびAMD Ryzen搭載の主なThinkPadシリーズに最適化されており、Windowsで利用できる。
Industrial Editionを接続するスマートフォンはQualcomm Snapdragon 800シリーズ以上のプロセッサ搭載であることが条件。こちらはThinkReality専用プラットフォームをサポートする。
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