「学研の図鑑」に「スーパー戦隊」が登場 ファンだけでなく親子にも訴求コミュニケーションツール

» 2021年01月15日 15時35分 公開
[ITmedia]

 学研ホールディングス(HD)は1月15日、グループ会社の学研プラス(東京都品川区)が『学研の図鑑 スーパー戦隊』(税別3300円)を4月8日に発売すると発表した。監修は東映。2020年に創刊50周年を迎えた「学研の図鑑」シリーズと、45作品目を迎える「スーパー戦隊」シリーズがコラボする。

あえてなつかしい表紙に(出所:リリース)

 同図鑑には、「秘密戦隊ゴレンジャー」から最新の「機界戦隊ゼンカイジャー」まで全45スーパー戦隊が登場する。約300の戦士を図鑑の体裁で解説。ロボット、乗り物、メカ生命体などがどのようにして合体するのかといった相関図もスーパー戦隊ごとに掲載する。

 学研HDは「子どもたちに見やすく、分かりやすい図鑑を提供してきたノウハウ」を駆使し、ファンのコレクターズアイテムとしてのニーズを狙う。また、1970〜80年代に子どもだった人が懐かしく感じるように、カラフルな水玉がある表紙を採用。親子のコミュニケーションツールとしても訴求していく。

メガレンジャーの戦士紹介(出所:リリース)
バトルフィーバーロボの透視図(出所:リリース)

 学研の図鑑シリーズは、19年に40周年を迎えた格闘ヒーロー漫画『キン肉マン』とコラボ。同作品に登場する全超人・約700体を収録した『学研の図鑑 キン肉マン「超人」』(税別3300円)を19年5月に発売した。キャラクターブックではなく本格図鑑を目指すというコンセプトで、超人の形状や大きさの標本を網羅するなど、学研のノウハウを活用した内容になっていた。

キン肉マンとコラボした学研の図鑑(出所:リリース)

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