テープの新規格「LTO-9」は、データの長期アーカイブやサイバー攻撃対策としての用途が期待できる。LTO-9の特徴とともに、進化を続ける「LTO」の今後の動向を確認しよう。
テープ規格「LTO」(リニアテープオープン)の新世代「LTO-9」は、前世代「LTO-8」の特徴を引き継いでいる。ハードウェアベースのデータ暗号化やWORM(Write Once Read Many:1度だけの書き込み、多数回の読み取り)機能に加えて、HDDでも広く採用されているファイルシステム「LTFS」(リニアテープファイルシステム)を利用可能といった特徴を備える。LTO-8のカートリッジとのデータ読み書きは完全互換となっている。
データの転送速度は「LTO-8の非圧縮時の毎秒360MBより10%の向上を見込んでいる」と、LTOを策定する1社であるIBMのテープオファリングマネジャー、カルロス・サンドバル・カストロ氏は説明する。調査会社Enterprise Strategy Group(ESG)のビニー・チョインスキー氏は「テープのストリーミング(データを記録するためにテープを流すこと)は速い。テープでもHDDとほぼ同じことができるという認識が広がりつつある」と語る。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
基幹システムと他のさまざまなシステムを連携させる「基幹連携」は、B2B ECなどの法人間取引において欠かせない。本資料では、基幹連携のメリット、連携方法、連携する際の注意点について解説する。
DXを推進する上で、ハイブリッドクラウドやマルチクラウドへの拡張を避けて通ることは難しいが、その運用監視の難度は極めて高い。今後、DXの成否を分けるポイントとなるであろうハイブリッド/マルチクラウド運用監視における最適解は?
世界中で広く利用されているChromeブラウザは、業務における重要なエンドポイントとなっているため、強固なセキュリティが必要となる。そこでChromeブラウザを起点に、企業が安全にWebへのアクセスポイントを確立する方法を紹介する。
ブラウザは企業にとって重要なエンドポイントの1つだ。攻撃の表面として扱われているため、セキュリティの複雑性も増し、脅威への対応を高度化する必要が生じる。そこで本資料では、企業向けブラウザの強みについて解説する。
企業のITシステムはハイブリッドクラウドが当たり前になりつつあり、運用/管理の負荷が高まっている。そこで課題解消の鍵となるのがオブザーバビリティー(可観測性)だ。本動画では、可観測性を確保するツールの選び方を解説する。
なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...