三井住友トラストクラブは、クレジットカードの「ダイナースクラブカード」のデザインを刷新し、券面表にカード番号のないデザインに切り替えると発表した。12月1日から新デザインのカードを発行開始する。
ダイナースクラブカードは日本で最初に発行されたクレジットカードで、12月に60周年を迎える。新たなカードではタッチ決済である「ダイナースクラブ コンタクトレス」に対応するほか、国内宿泊優待などを強化。2021年3月31日発行分まで、通常2万4200円の年会費を初年度無料とするキャンペーンも実施する。また、60周年記念のポイント交換商品の受付も行う。
昨今、券面にカード番号を記載しないクレジットカードが増加しつつある。国内では、初めて番号レスのカードを三井住友カードが2月に投入。11月には、クレディセゾンが券面表裏いずれにも番号を記載しない「SAISON CARD Digital」の提供を始めた。いずれも、番号を目立たなくすることでセキュリティが向上するとしている。
また番号をエンボスで記載する必要がないため、券面デザインの自由度が高まるほか、非接触決済に伴って必要になるアンテナについても搭載しやすいもようだ。
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