ビットコイン価格がほぼ3年ぶりに200万円を超えた。仮想通貨バブルといわれた2017年末以来の価格となる。ドル建てでは、17年末の最高値1万9783ドルを超え、過去最高値となった。
ビットコイン価格が200万円を突破(bitFlyer)
ビットコイン価格は、3月に50万円台まで下落したが、徐々に上昇。10月からは、米国企業のビットコイン購入や決済大手ペイパルの暗号資産取り扱いなどのニュースが相次ぎ、上昇が加速した。
(写真提供:ゲッティイメージズ)
- ビットコインが190万円超え 時価総額ベースで過去最高水準に
ビットコイン価格の上昇が止まらない。11月18日午後に入って、日本円で190万円を超えた。これまでの最高値は、2017年12月の230万円だが、3年前から発行量が増えているため、価格✕発行量で計算される時価総額では、過去最高額水準になってきている。
- ビットコイン1年ぶりの高値130万円超 ペイパルの取り扱い受けて
ビットコインの価格が10月22日、高騰し一時138万円を超えた。8月につけた高値を超えて年初来高値、2019年ぶりの高値水準だ。8時時点では130万円台で推移している。ペイパルが10月21日(現地時間)に、ビットコインの取り扱いを開始すると発表したのが背景にある。
- ビットコインなぜ上昇? これまでとの違いは企業の動き
ビットコインの価格が10月22日に130万円を超え、年初来高値となった。ビットコインは価値を計算する根拠がないため、本質的な価値がないともいわれ、価格変動の大きい資産として知られる。しかし、今回の上昇はこれまでとは違う要因かもしれない。
- ビットコインはデジタル・ゴールドなのか? マネックス大槻氏に聞く
暗号資産(仮想通貨)の代表例であるビットコインは、しばしば「金」(ゴールド)と 比較される。金が埋蔵量に上限があるように、ビットコインはアルゴリズム的に採掘上限が定められている。さらに、価値を保証する発行体がないというのも、ビットコインと金の共通点だ。しかし、果たしてビットコインはデジタル版の「金」になり得るのか。マネックス証券のチーフアナリスト、大槻奈那氏に聞いた。
- 過去のバブルと一線を画する2020年のビットコイン 成長を象徴する2つのキーワード
2020年はビットコイン(BTC)にとって飛躍の年だ。今年も残すところ2カ月弱となったが、20年のビットコインを象徴する2つのキーワードがある。「機関投資家」と「インフレヘッジ」だ。
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