住信SBIネット銀行は11月13日、「NEOBANK」をブランド名として採用し、ロゴやブランドサイトを刷新した。同社は新たなフェーズに入ったとし、銀行という形にこだわらず、必要なものだけに削ぎ落とした「銀行機能」をあらゆる業種に溶け込ませることが、存在価値だとする。
ネオバンクとは一般に、自らは銀行免許を持たず、既存の銀行と提携してネット上で金融サービスを提供する企業を指す。従来の銀行になかった新しい付加価値を提供するのが特色。欧米では多くのネオバンクが台頭しつつある。
住信SBIネット銀行は、異業種に銀行機能を提供する取り組みを進めてきた。4月には日本航空のグループ会社と組み、JALマイレージ会員専用のネット銀行口座「JAL NEOBANK」を提供。ヤマダ電機への銀行サービスの提供も発表している。NEOBANKサービスとして、銀行機能のサービス提供、いわゆるBanking as a Service(BaaS)を推進している。
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