ドイツのハイデルベルク大学病院は新型コロナウイルス感染症拡大を機に、SAPのPaaS「SAP Cloud Platform」を導入して病床の空き情報を管理するアプリケーションを開発した。同院の医師にそのいきさつを聞いた。
ドイツのハイデルベルク大学病院(Heidelberg University Hospital)とライン・ネッカー広域連合の衛生局は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大を機に、新型コロナウイルス感染症の調整局を設立した。調整局の責任者を務めたのは、ハイデルベルク大学病院で医師として働くエリック・ポップ氏だ。ポップ氏によると、この調整局の主な目標は、地域の医療機関の状況と新型コロナウイルス感染症の患者が利用できる病床に関する情報を収集し、その情報を医師や自治体の担当者に提供することだ。
ライン・ネッカー広域連合の人口は約55万人で、25個の大規模病院がある。調整局が担っている主な作業は、新型コロナウイルス感染症に関するデータを収集することや、地域の病床の空き情報に基づいて新型コロナウイルス感染症の入院患者を割り当てることだ。空き病床の把握や病床への入院患者割り当てには、SAPのPaaS(Platform as a Service)「SAP Cloud Platform」で構築したアプリケーションを利用している。
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