コロナ禍によって様変わりした会社で、社会人としてのスタートを切った今年の新入社員。人材大手のマイナビの調査によると、新入社員の約2割が自社の新型コロナ対策に不満を持っている結果となった。また、約半数が「10年以内に退職したい」と回答しており、新入社員の終身雇用志向の薄れがますます鮮明となった。
調査は転職サービス「マイナビ転職」が7月31日〜8月3日にかけて、2020年卒の新入社員800人にWeb上で実施した。
まず「会社のコロナ対策・対応に満足しているか」と聞いたところ、「全く満足していない」「あまり満足していない」は計22.6%となった。特に、入った企業のコロナ対応への満足度が高い新入社員ほど、入社後のその会社へのイメージが向上する傾向が浮かび上がった。
また、「今の会社で何年働くと思うか」と聞いたところ、「3年以内」と回答した人は28%に上り、前年の新入社員より5.9ポイントも増加した。「10年以内」にまで期間を延ばすと、計50.3%に上る。こちらも前年よりも3.5ポイント増加する結果となった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PRアクセスランキング