買い物時の接触が減ることから、コロナ禍で浸透しつつあるとされるキャッシュレス決済。リサーチ会社のクロス・マーケティング(東京都新宿区)が消費者に調査したところ、特にスマホアプリによるQRコードやICカードの電子マネーの利用者がそれぞれ約3割程度に達した。ここ半年で利用頻度も増加してきているようだ。
調査はクロス・マーケティングが8月1日〜2日にかけて、日常生活で買い物をすることのある全国の18歳〜69歳の男女2000人にネット上で実施した。
まず「買い物時に使用する決済方法(複数回答可)」について質問したところ、「現金」(84%)と「クレジットカード」(70%)が上位に。次いで「スマホアプリでのQRコード」が33%、「ICカードの電子マネー」も31%に達した。
さらに、各決済方法のユーザーに対して「ここ半年でのその支払い方法の頻度の変化」についても聞いた。「スマホアプリでのQRコード」ユーザーでは66%、「スマホのICカードの電子マネー」でも51%が「利用は増加した」と回答した。コロナ禍においてこうした新しいキャッシュレスサービスは浸透する傾向にあるようだ。
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