光で異物をマーキング AIが熟練作業者級の検品を再現

NECソリューションイノベータは、食品製造業向けに「NEC AI・画像活用見える化サービス/動的マーキングオプション」の提供を開始する。生産ライン上の不良品や異物を、AIがマーキングし、光で追跡する。

» 2020年09月03日 07時00分 公開
[ITmedia]

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 NECソリューションイノベータは2020年9月2日、「NEC AI・画像活用見える化サービス/動的マーキングオプション」の提供を開始すると発表した。作業現場の品質や進捗(しんちょく)の可視化を支援する「NEC AI・画像活用見える化サービス/生産管理・検査支援」のオプション機能として、主に食品製造業向けに提供する。

 NEC AI・画像活用見える化サービス/動的マーキングオプションは、食品製造業の生産工程における検品作業をAI(人工知能)により支援する。従来、食品製造業の生産工程では、熟練作業者が目視で検品作業をしている。同業界では、熟練作業者の高齢化に伴い、熟練作業者から経験の浅い作業者への検品技術の共有が課題だった。

異物を光で追跡 具体的な方法とは?

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