航空会社を選ぶ際に重視すること　3位「価格」、2位「安全性」、1位は？：LCCの認知も調査（1/2 ページ）

[コネムラメグミ，ITmedia]

　インターネット調査やリサーチを行うマイボイスコム（東京都千代田区）は、4回目となる「航空会社の利用に関する調査」を実施した。その中で、LCC（ローコストキャリア）の利用経験者は21.0％と、過去調査と比べて増加傾向であることが分かった。LCCの認知率は8割強と高く、今後利用したいと答えた人は3割強で若年層に高い傾向が見られた。

　調査は約3年ごとに実施している。今回は全て新型コロナウイルス感染拡大前について調査した。

　仕事での利用を含め、年間での飛行機の利用経験者は8割弱だった。その中で、年1回以上利用する人は3割弱だった。

　飛行機利用経験者の航空会社選定時に重視する点は、「信頼できる」（54.4％）が最も多く、「安全性が高い」（52.0％）、「価格が手頃・リーズナブル」（41.3％）、「目的地への直行便がある」（32.4％）、「運行スケジュールが利用しやすい」（27.3％）と続いた。

　飛行機利用経験者に直近3年間に利用した航空会社を聞いたところ、「日本航空（JAL）」「全日本空輸（ANA）」が各30％台、「スカイマーク」「ジェットスター航空、ジェットスター・ジャパン、ジェットスター・アジア航空など」「ピーチ・アビエーション」が5〜6％だった。「エア・ドゥ」は北海道で比率が高くなった。