イケア・ジャパン(千葉県船橋市)は、ASUSのゲーミングブランド「ROG(Republic of Gamers)」とのコラボレーションで誕生したゲーミング用家具&アクセサリーを発売すると発表した。4月29日からイケア店舗、オンラインストアで販売を開始する。近年eスポーツ市場は拡大していて、イケアによると世界のゲーム人口は25億人。同社では、機能性や価格帯にこだわった商品開発を進め、新たな顧客層の獲得を目指す。
ゲーミング用家具&アクセサリーは6シリーズ、計25製品以上で展開する。ゲーム用デスク&チェアや引き出しユニットなどの家具のほか、マグホルダーやマウスパッド、クッションなど、その他多くのアクセサリーを用意した。
6シリーズのうち「UPPSPEL(ウップスペル)」は、イケアとROGが共同開発した。残り5ラインは、ROGとのコラボから得た知識を活用しイケアが開発を進めたという。
商品シリーズには多様な価格帯のPCゲーム用デスクやチェアを取りそろえる。PCゲームだけでなく在宅ワークでの利用など、さまざまなニーズに対応している。ゲーミング用家具&アクセサリーは、1月に中国で先行発売した。日本は欧米に先駆けて販売を開始する2つ目のマーケットで、今後はその他の市場でも展開する予定だ。
従来のゲーミング用家具などのデザインは、技術的で男性向けのデザインが多く提案されてきた。しかしゲーマーの約46%は女性だという。世界数十億のゲーマーのニーズは多種多様だが、イケアは顧客の個性や好みを反映できるような商品を展開し、ゲーム業界の新たな顧客層の獲得を目指す。
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