婦人服の製造販売ブランドDoCLASSE(ドゥクラッセ、東京都世田谷区)は4月20日、業界基準値を上回り、冷たさを感じる接触冷感素材を使用した「冷やし紳士服」シリーズを発売すると発表した。暑い時期に適した素材を使った製品を展開し、需要の取り込みを図る。
冷やし紳士服シリーズでは、触れた瞬間に冷たさを感じる特殊素材「Doアイステックス」を採用した「アイステックスジャケット・パンツ」(ジャケット:1万4190円、パンツ:8789円)と、接触冷感素材「プラスクール」を使用し、高ストレッチ機能や防シワ性を持たせた「プラスクールジャケット・パンツ」(ジャケット:1万4190円、パンツ:6589円)などを取りそろえた。
同社によると、肌が生地に触れたときの冷たさの値、Qmax値が0.2以上のものが一般的に「接触冷感素材」と呼ばれるという。同社が展開する冷やし紳士服シリーズでは、接触冷温感評価値(最大熱吸収速度)で0.3以上の数値をクリアした接触冷感素材を使用している。
夏に向け各社が機能性を高めたスーツの展開を進めている。紳士服大手のAOKIは、衛生習慣の高まりを受け「洗えるスーツ」を新たに発売すると発表した。
ウールのデニム調素材を使用したデニムルックモデルに加え、これからの季節に合わせた超軽量・高通気性のモデルを300店舗限定で発売。5月中旬には、自転車通勤などに対応した耐摩耗モデルを150店舗限定で展開する予定だ。いずれの商品も「食事の際のマスク置き場に困る」といった声を基に、ジャケットやパンツのポケットに「抗ウイルス加工」を施した。
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