新年度が始まり早3週間。コロナ禍でリモートでの研修なども定着し、なかなか職場のリアルな環境に触れる機会も少なくなっているが、社会人1年生、また2年生は会社や仕事についてどのように考えているのだろうか。ソニー生命保険が社会人1、2年生を対象とした意識調査の結果を発表した。
社会人1年生に「最初に就職する会社で、どのくらいの間働いていたいか」を尋ねた。その結果「定年まで働きたい」(23.8%)が最も多かったが、2020年の調査結果と比較すると7.8ポイント下降した。一方「4〜5年くらい」(20年14.4%→21年18.2%)や「6〜10年くらい」(12.6%→14.6%)はやや上昇傾向がみられた。
社会人2年生はどう考えているだろうか。最も多かったのは「すでに辞めたい」で25.0%。20年調査から1.6ポイント増加した。社会に出て1年が経過した時点で、すでに4人に1人が会社を辞めたいと考えている実態が明らかとなった。次いで「4〜5年くらい」(14.4%→17.4%)、「2〜3年くらい」(18.0%→16.6%)となった。「定年まで働きたい」との回答は、前年と変わらず16.0%だった。
社会人2年生に、30歳時点の目標年収を尋ねた。その結果、最も多かったのが「500万円〜600万円未満」(26.2%)となった。次いで「400万円〜500万円未満」(21.0%)、「300万円〜400万円未満」(20.8%)と続いた。上位3つに回答が集まり、平均は528万円。男女別にみると、目標年収の平均は男性558万円、女性498万円となった。
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