「データの倫理的活用なんて当たり前」と自信満々な人ほど危険な理由データの倫理的活用を考える【第4回】

AI技術のために用意したデータを、企業は倫理的に扱えているのか。データの倫理的活用に自信を見せるビジネスリーダーもいるが、その実態は。

2021年04月06日 05時00分 公開
[Maria KorolovTechTarget]

関連キーワード

プライバシー | 個人情報保護


 第3回「“取りあえずデータ収集”の落とし穴 『警察や検察へのデータ開示』が招く問題」は、データ収集に伴うリスクと消費者との信頼関係の重要性を解説した。今回は、企業が人工知能(AI)技術を扱うに当たって直面し得るデータ利活用の課題を紹介する。

「データの倫理的活用に自信あり」のビジネスリーダーほど危険な理由

 データの倫理的扱いにおける今後の重要なポイントは、AI技術を活用したシステムの構築だ。調査会社IDCでシニアリサーチアナリストを務めるビョーン・ステンゲル氏は、AI技術の倫理的活用に自信を見せる企業が少なくないことに触れ、この傾向に警鐘を鳴らす。

ITmedia マーケティング新着記事

news060.jpg

Z世代が考える「日本が最も力を入れて取り組むべき課題」1位は「ジェンダー平等」――SHIBUYA109 lab.調査
SDGsで挙げられている17の目標のうち、Z世代が考える「日本が最も力を入れて取り組むべき...

news061.png

高齢男性はレジ待ちが苦手、女性は待たないためにアプリを活用――アイリッジ調査
実店舗を持つ企業が「アプリでどのようなユーザー体験を提供すべきか」を考えるヒントが...

news193.jpg

IASがブランドセーフティーの計測を拡張 誤報に関するレポートを追加
IASは、ブランドセーフティーと適合性の計測ソリューションを拡張し、誤報とともに広告が...