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家系ラーメンの「町田商店」、Googleマイビジネス一元管理ツールのCanly(カンリー)を導入コロナ禍で変化する閉店時間を反映(1/2 ページ)

» 2021年04月16日 12時28分 公開
[ITmedia]

 全国約500店舗超の家系ラーメン町田商店グループを展開するギフト(東京都町田市)は、Googleマップの店舗情報を管理するため、Googleマイビジネス一元管理ツールのCanly(カンリー)を導入する。Canlyの導入によって、Googleマップ上の各店舗の情報管理が可能となり、消費者に正しい店舗情報を伝えることができる。

家系ラーメン町田商店グループを展開するギフトは、Googleマップの店舗情報を管理するため、Googleマイビジネス一元管理ツールのCanly(カンリー)を導入(写真提供:ゲッティイメージズ)

 新型コロナウイルス感染拡大に伴った外出自粛の影響を受け、消費者の外出頻度は大幅に減少し、飲食店を利用する際の選択基準も大きく変容した。また、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の発令による時短要請により、感染対策の内容や閉店時間の変更など、情報が変化しやすい状況に置かれている。

 Googleマイビジネスは、さまざまなGoogleサービス(Google検索やGoogleマップなど)上に店舗情報を表示し、管理、発信することができるツールだ。外食産業は、変化しやすい店舗情報をGoogleマイビジネスで管理し、正確な情報を世の中へ提供する必要がある。そのため、Googleマイビジネス一元管理ツールであるCanlyの導入に至った。

 Canlyは、Googleマイビジネスや各SNSの店舗アカウントを一括管理することができる店舗管理クラウドサービスだ。管理、運用コストの削減やデータ分析により、店舗運営上の課題を特定し施策の改善に役立てることもできる。

 Canlyは、複数の店舗情報を一括で更新することができ、予約機能も実装している。現在、コロナ禍により店舗営業情報の修正や店舗ごとの発信作業が増えていて、Canlyを利用することで、一部店舗のみ情報記載ミスをするなどのリスクを防ぐことができる。

 また、Googleマイビジネスの運用は、悪質なユーザーに店舗情報を改ざんされるリスクがある。Canlyは、情報の改ざんを自動でブロックする機能を提供しているため、改ざん行為を防ぐことができる。

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