「今どきの新入社員ってどう?」「新入社員と一緒に仕事をする際、大切だと思うことは?」――人材サービスを手掛けるキャリアデザインセンター(東京都港区)は4月7日、新入社員に関する調査結果を発表した。
職場に新入社員が入社した人(直近3年以内)に対し、「新入社員の1年目に点数をつけるなら、何点?」と尋ねると、「70〜89点」(54.0%)が最も多く、「50〜69点」(26.3%)、「90〜100点」(11.6%)と続いた。平均は69.0点だった。
一方、「あなたの新卒1年目に点数をつけるなら何点?」と質問したところ、最も多かった回答は「50〜69点」(39.9%)で、「70〜89点」(34.1%)、「20〜49点」(19.0%)と続いた。平均は57.2点だった。
新卒時における自分の点数と、今の新入社員の点数に差があった人に対し、その理由を尋ねた。
今どきの新入社員が新卒時の自分より優れていると考える理由の1位は「モチベーションの高さ」(42.2%)で、2位は「理解力」(41.2%)、3位は「コミュニケーション能力」(33.8%)だった。
新卒時の自分が今どきの新入社員より優れていると考える理由の1位は「ビジネスマナーの理解度」(55.3%)で、2位は「コミュニケーション能力」(53.2%)、3位は「理解力」(48.9%)だった。
今どきの新入社員を「ビジネスマナーの理解度」や「コミュニケーション能力」の面で低く評価していることに対し、キャリアデザインセンターは「マナーへの価値観やコミュニケーションの仕方は、世代でギャップが生じやすいことが関係しているのかもしれない」とした。
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