「なかなか内定をもらえず心が折れそう」「仕事をしながらの転職活動は、体力的にキツい」。転職活動中は心身両面でさまざまなつらさを感じるもの。転職活動を乗り越えてきた人たちはどのようなしんどさを体験し、転職活動を上手に進めるためにどのような工夫をしてきたのか。
転職経験がある人に「転職活動でしんどかったこと」を聞いたところ、「不採用が続いた」(89人)と答えた人が最も多いことが求人情報サイトなどを運営するビズヒッツ(三重県鈴鹿市)の調査で分かった。次いで「希望に合う求人がなかった」(87人)、「仕事と転職活動の両立」(81人)、「書類の準備」(48人)、「資格やスキルの不足」(37人)という結果に。
「不採用が続いた」と答えた人からは「なかなか内定がでず、自分のことを全否定されているような感覚に苛(さいな)まれた」(女性、23歳で転職)、「その職種の経験者であるにもかかわらず、なかなか内定がもらえなかった」(女性、36歳で転職)、「応募しても面接にすらたどり着けないことが、数十回続いた」(男性、44歳で転職)といった声があった。
「転職活動にかかった期間」を尋ねると、平均で6.3カ月となった。実際、半年以内に転職活動を終えた人が多くなった一方、「2年以上活動を続けた」人もいるようだ。転職活動期間が長くなった人からは「面接が苦手すぎて全て落ち2年が経過。その2年間が原因で更にハードルが上がってしまった」などの声があった。
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