JR東日本のスマートフォンアプリ「モバイルSuica」が、3月21日午前7時半ごろから利用しにくい状態になった。同社によれば、約15時間後の午後10時半ごろには問題の大部分を解消したという。障害の発生中は、定期券の登録や機種変更の手続きといった各種操作が完了できない状態だった。
JR東は原因について、アプリのメンテナンス終了に伴いユーザーのアクセスが集中したためと説明している。モバイルSuicaでは、アプリのリニューアルに伴い3月20日午前11時から21日午前7時ごろまで、アプリからのチャージなど一部のサービスを停止し、メンテナンスを行っていた。
JR東によれば、障害の発生中にスマホを機種変更したユーザーの中には、アカウント移行の手続きが正常に完了できず、本来使用できるはずだった定期券が使えなかった人がいる可能性があるという。
同社はそういったユーザーに対し、使用できなかった日数分の返金に応じると発表。公式サイト上の専用フォームで申請を受け付けている。
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